海外発送で必要となる、EMSやUPSなどの「配送エリア」分けによる配送先住所による送料の自動計算モジュールです。
対応プログラム
当モジュールでは、Zencart デフォルト機能である「地域定義設定」を利用することで、EMSの4つの配送地帯のように国や地域単位での「配送地帯(エリア)」に自由に振り分けることで、「地帯別の送料設定」を行う事ができるようにしています。
EMS_1 ~ EMS_3 のように分けたり、DHL_1 ~ DHL_9 のように分けるなど、利用する配送業者の区分わけに合わせて、自由に配送エリア設定を作成することができます。
※ 日本郵便のEMS用については、モジュール内に一括登録スクリプトを同梱しておりますので、ワンクリックで地域登録が完了します。
また、各配送エリアに対して「重量」「購入金額」「商品点数」に基づいて送料テーブルを複数個持つことができるため、ユーザーに対して、航空便・船便・SAL便などの複数の配送方法(送料テーブル)から希望の配送方法を選択していただく事もできます。
送料テーブルも配送エリアわけもすべて管理画面で操作可能ですので、「一時的に特定の国への配送を中止する」など、状況に応じてフレキシブルに対応が可能です。
また、固定金額とパーセント設定に対応した手数料(サーチャージ)設定のありますので、基本設定を行った送料に対して「特定期間だけ10%のサーチャージを追加する」といった設定も極めて簡単です。
特徴および注意点
- 配送エリア毎に「重量」「購入金額」「商品数量」などを基準とした送料テーブルを設定できるモジュールです。
- インストールは簡単。モジュールファイルをアップロードし、あとは管理画面項目で設定を行う。
- 配送エリアの設定や、対応する国の設定、送料テーブルなどもすべて管理画面上から行う事ができます。
- 手数料設定もできますので「送料に対して10%のサーチャージを追加」も簡単にできます。
- 配送エリアは重複した国を登録する事はできませんので、「EMS用の配送エリアを4つ」と「DHL用の配送エリアを9つ」のような運用はできません。