2021年3月にリリースされた Zencart の最新バージョンの日本語対応版です。
また、ご要望の多かった佐川急便・ヤマト運輸の最新の送料設定にも対応済みです。
Zencart1.5.7c デモサイトはこちら>>
※ 今回のバージョンではインストール時に選択できる「デモ商品データ」については、英語の物をそのまま追加しています。
追加された主な新機能
- 管理者による顧客注文の代行手続きが出来る機能を追加
- 注文リストへのマウスオンで素早く詳細を表示
- 注文ステータス更新時に、「注文時の言語」でメール送信されるようになりました。
- カテゴリ登録並びにオプション登録周りの管理機能強化 一括登録がより簡単になりました。
- 商品複製時にメタタグ情報や、カテゴリリンク情報なども複製できるようになりました。
- 商品一覧のグリッドレイアウト表示に対応
- samesite cookie パラメータへのデフォルト対応
- カテゴリ登録並びにオプション登録周りの管理機能強化
- 購入可能日設定と連動した商品表示
日本語用の特別な追加設定
- 日本国内での利用では常識的になっている「郵便番号からの住所自動入力補助」機能をデフォルトで実装しております。
この機能は「日本国内利用前提」でのプログラムですので、もし海外配送を前提としたショップの場合には、同梱の「はじめにお読みください.txt」に記載している方法で同機能を無効にしてください。
Zencart 1.5.7 は、高速化している最新のPHP7のための、新しいZencart です。
よくある質問:
「どうして他の言語のようにランゲージパックで提供しないのですか?」
回答:
姓・名の順序が異なることはもちろんですが、、敬語としての『様』をつけたり、「ふりがな」が必要になるなどの日本語独特のカスタマイズが必要になる事や、日本の商習慣では絶対に必須項目となる「お届け先の電話番号」などの項目が、デフォルトの Zencart には存在していないことなどから、単に翻訳をつけるだけでは使いやすいシステムにならないと判断し、「日本語対応」ではなく「日本国内利用対応」のためのカスタマイズを行ったバージョンを準備することにいたしました。
あわせて、佐川急便・ヤマト運輸に対応した配送モジュールもデフォルト準備しており、すぐに日本国内向けに利用可能となっております。
このバージョンからデフォルトのテンプレートと共に、管理画面にもレスポンシブデザインが標準になり、モバイル端末からのショップ管理の操作性も向上しています。
何より重要なことが、PHP7 に対して完全対応しており、PCI DSSセキュリティ基準にも準拠したきわめて高性能かつ、安全なシステムになっていることです。
- PHP 7.4推奨, PHP 5.6 以降でも動作します
(注意: PHP バージョン 7.2 以前のものは既に PHP サポートが終了しています... セキュリティの上でもパフォーマンスの上でも、十分な能力を得るには、最低でも PHP 7.2 を利用してください。
- MySQL 5.1 - 5.7 もしくは、 MariaDB 10.0 - 10.4
- Apache 2.2 - 2.4
- Apache の AllowOverride 設定は、'All' もしくは、少なくとも 'Limit' と 'Indexes' の2つのパラメータは必要です。可能であれば、'Options' パラメータも追加してください。
- PHP 設定では OpenSSL で CURL が利用できるようにしてください。
- サーバーの CURL と OpenSSL については、最新の TLS が利用できるように設定してください。
(現在、PHPバージョンが最新の場合にサポートする最新の推奨バージョンはTLS 1.3です)
- Nginx 対応ですが、 IIS には未対応です。
- ※ 旧バージョン v1.3.8a、v1.3.9h へのバージョンアップではありません。
※ 旧1.3系のバージョンからの移行の場合、新規構築した v1.5.7系 サイトに対して、旧 Zen Cart のデータベースから必要なデータをコンバートする手順になります。